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謹賀新年 2021

コロナウイルスに翻弄された2020年。
どの業界、ポジション、ライフステージに居ても、その煽りを受けざるえない環境となりました。
それだけに、2021年は幸多き年になってほしい、と切に誰もが願っていると思います。
未曾有の事態と言いますが、地球規模で見れば、約100年に一度は、同様の現象に見舞われて、立ち直って、をしているのですよね。
私の人生においては、2020年にこの年齢で、このライフステージで経験したのか、と客観的に思うようにしています。

AmazonのJeff Bezos氏曰く、このような大きな障壁に直面した際に、対処の仕方で3つのカテゴリーに分類されると。
言葉は違うと思いますが、私の認識と記憶では

1.この事象に打ち負かされてしまうひと
2.この事象に受動的に向き合い、振り回されるひと
3.この事象を能動的に向き合い、糧として次の手を打つひと

3が出来る人は限られているのだろうけど、やはり3を選択したいですね。
あきらめたらオシマイ。常によく考えて対策を講じれば、つまり能動的に向き合うことで、少なくとも振り回される振り幅も減衰するのではないか、と。

能動的にアクションしていくという意味では、当社の2020年は、卸売事業から小売り事業へと業務拡大をはたした年でした。
ひとつは、直販サイトの構築とオープン。
もうひとつは、百貨店のポップアップショップを、数多く実施したこと。
それこそインディーズバンドのツアーのような過酷なスケジュールでした。
スタッフのみんなも一丸となって、精一杯の力を出してくれました。

これらはTHTという名前が、直接消費者様に届けられるチャネルを得たという大きな意味がありました。
これは湾内から大海に乗り出した感覚に近く、これまでのルールでは航海できないなという思いと、やっとここまで漕ぎ出せたかという思いが交じり合う、当社にとって、大きな第一歩だったように思います。

2021年は、コロナウイルスはまだカットアウトしてくれないでしょう。
でも、真剣に立ち向かっている人達が存在するおかげで、ワクチンの開発やノウハウの醸造など、収束に向かうはずです。
そんな中、経営者としては、次にどんな社会になるのか?人は何を求めるのか?…だとすると、今、何をすべきか?など考え続けています。

2021年のTHT Japanは、また新たな施策にも乗り出そうと考えています。
経営的には、攻守のバランスが2020年よりも求められるのが想像に難くないですが、今、頭の中にあるスケッチを、次の紙芝居の1枚になるように具現化をしているところです。

これまでお世話になってきた方々、これからお会いする方々、楽しみにしててください。

CEO 高橋和哉

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